あの日。3

16才、、、いや。その誕生日の直前。

子どもが操縦するような小さなモーター付きの船にひとりで乗って、

スピードを出しすぎて、

ちょっと手元が誤ってしまったたんだね。


あーーーっと思った時には、もう。。。

船は転覆して、あなたは海に投げ出された。


陸に戻ろうと、頑張って泳いだんだけどね。。。

もう、ちからが。尽きてしまった。


あなたが最後に味わったのは、

喉に詰まった海水の「塩辛い」味。


・・・

カピリオンというパーティの、すぐ手前。

部屋にはいっぱいのプレゼントが届き、

とても楽しみにしていたんだけど。


あなたが乗っていない、空の船だけが帰ってきて、

陸ではそれはもう、大変な騒ぎだったようですよ。



ゲリーさんが語ってくれたことは、

身に覚えがあることばかりで、

わたしは本当に感動しました。


YES!!!

YES!YES!YES!!!!!!!!!


イエスでしかない。

(そして号泣。)

(そして英語。)

そうなんだから。


「わたし」をみてくれた人がいたってことに。

「わたし」はみつけてもらってた。ということに。


ずっと、

ひとりなんだと思っていたから、


それはすごい、


ものすごい、癒しだった。

癒しでしかなかった。