あの日。4

あの日。1

あの日。2

あの日。3

一面の原っぱが、そのまま海へと繋がっている、

夏の間過ごす島の家にある、大きな木のこと。

そこに登って星をみるのが、どんなに好きだったか。

わたしは娘に、この景色から名前を付けたこと。

それを、紙に描いて説明をする。

(いままでそれを何度も描いては、ひとり泣いてたことでした。)

わたしが、どれだけ家族を愛していたか。

どれだけ、離れたくなかったか。

いままで誰かに言いたくて、

でもそれはずっと言えないんだと思っていた話をする。


こんなことが、この人生で出来るとは思わなかった。

こんな話が、出来る日が来るとはなあ。。。


しかも、

「まだ死ぬ予定じゃなかったのに、うっかりそうなってしまった」

らしく。



自分で覚えているのは、

うそーーー!!!

(い・や・だ)

と、いう気持ちと、

そこからの超特急です。


えーっ!! そんなの(死んじゃうなんて)

嫌だ嫌だ!!!!と

思ったわたしは超速球で、

順番抜かして生まれてきました。

だって、生まれたかったから。

とにかく急いで、急いできました。


この気持ちが、

ものすごく強くて、

こういうのが『自我の欲』というものなのかと思います。


(「カルマ」という表現をしたリーダーさんもいました。

「え、順番抜かしってカルマになるんですか?」「なりますよ、そりゃあ。」その人も、抜かして生まれてきた人で、そしてまたすぐ死んでしまったそうでした。)


いままでたくさんの人をみてきた中で、こんなに転生が早いのは、5人いたかいないかくらいだよ。これは大変なことですよ。ほんとうにすぐに生まれ変わってきたので、前の人生を反芻し整理する時間が取れていない。混乱するのは当たり前だよ。よっぽど覚醒した人でない限りはね。


と、お聞きして、


いままでのいろいろが、


じゃあ、しょうがないか。


と、なりました。