呼吸の記憶 2


呼吸の記憶1

そんなこんなで、

小学6年生になったわたしは夏休みに、

南の島(日本です。)にホームステイする企画に参加しました。

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島なので、全面海です。

こどもたちは、まいにち、まいにち海に飛び込みます。

(船着場で、オイルもただよい、全然綺麗じゃなかったのですが、、、)

わたしは、浜で貝を拾ってましたがね。


海に近い、家。

家から歩いていく、海。


そしてなにより「島」のかんじが、

白い記憶をみているようでした。


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・・・帰宅して、私は体調を崩してしまい、

そこから回復までは、ながい時間がかかることとなりました。


診断的には、自律神経失調症。

(どこが悪いという所見がみつからない、長期的な不定愁訴。)


まいにちとにかく微熱(37~38)が続き、身体がつらい。

毎日が頭痛、ふらふらで、ものをたべるにも凄い腹痛がくるので、

こわくて食べ物が食べられない。眠れない。


食事は飴と、漢方薬。

薬もいっぱい飲みました。


ここからわたしの、「夜じゅう飴噛み時代」が始まりました。

(病院の売店でカバヤのまん丸いフルーツキャンディを買い込み、枕元のガラス瓶に詰める。それをひたすら噛み続けることで夜を切り抜ける。)


・・・そして、「大好き健康本」も。

(連れ回される病院の売店で健康本をあさる。そして、「これに出会って回復するためにこの病院に来たんだ」(治る!)と、いうストーリーを妄想する。)


というか、つらい。くるしい。なんとかしてほしい。


・・・こんなんじゃ、まともな就職はできないな、、、、、、

わたしこの先どうやって、生きていったらいいんだろう、、、、、、


先をみようにも真っ暗闇で、

それでもずっと考えていました。