羽生弓弦さん

羽生さんの生まれた1994年は、「ドリームメーカー」との異名を持つ星の重なり(蠍座での木星と冥王星の合)が空に形成された年で、この年生まれには、大きなカリスマ性を持つ人物が多いと言われています。

(1958年、獅子座での「ドリームメーカー」について触れた記事はこちら。☆)


実際、『羽生世代』『大谷世代』。。。

総じて、『スポーツ黄金世代』との呼称を見かけますね。

(参考検索→☆)


置き換えるならば、



蠍座は(諦めない)「執念」

木星は(社会的な)「肯定」

冥王星は(究極の)「カリスマ」



・・・この年のこの重なりに対して、

彼の獅子座の火星が、ぴったりと角度を取っています。



獅子座は(存在の)「欲求」

火星は(情熱の)「源泉」



この組み合わせは、

「自分の闘志」を表現するとき、

溢れんばかりに輝きます。



獅子座は、太陽系を鋳型とした西洋占星術の中で、中心に位置する太陽を守護することからもわかるように、主役であることを譲れない、とてもプライド高き場所。



火星は、ギリシャ神話の軍神アレースがその語源であるように、戦火と血を連想させる、(良くも悪くも)情熱に満ちた星。




羽生さんが、「自分の闘志」を思い切り表現するとき、

ドリームメーカー(大きな奇跡)と繋がる回路を持つことが、

彼の出生図に記されています。



これはとても衝撃的で、かつ、爆発的なエネルギーです。

本人も『僕はケガの多い方の選手だと思うので』と語るように、

事故や怪我を起こしやすいエネルギーであり、

同時に、大きな奇跡を引き寄せるエネルギーでもあります。



『運命は勇者にささやいた、嵐には逆らえないと。

勇者はささやき返した、わたしが嵐だと。』



中国国営放送の解説者が、羽生選手を讃えた言葉の美しさが話題ですが、

この言葉からも、やはり、大きな奇跡と繋がった、獅子座の火星のチカラが浮かんできます。


人知を超えた「運命」は冥王星。

立ち向かう「勇者」は火星。


これらの関係性は、とても激しい「嵐」です。

(火と水の不動宮でのスクエア)


ここは羽生さんの出生図の中で、

一番に目を引く場所です。