オードリー・ヘプバーン/ Audrey Hepburn

「時が証明している美しさのひけつ」


唇を魅力的にするには

やさしいことばを話しなさい

目を愛らしくするには

他人のよいところを見つけなさい

人間は品物とはちがって

修理したり

新しくしたらは

生き返らせたり

立ち直らせたり

何度でも何度でも

あらたにはじめることができる

救いの手がほしくなったら

自分の腕にも手があることを思いだしなさい

大きくなったら気づくでしょう

あなたに2本の手があることに

1本は自分自身を救うため

もう1本はほかの人を救うため

人にやさしく思いやり深く接することは

けっして時代おくれになることはない





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永遠の妖精と呼ばれた大女優 オードリー・ヘップバーン。

ユニセフでの献身的な活動でも知られていますね。


彼女は5月4日生まれの牡牛座の女性。



そして、

牡牛座の支配星は、美の星として名高い金星です。



美しさにも色々とありますが、牡牛座の持つ美しさは、外側を飾り立てる種類のものではありません。

「素材の美」とでもいうのでしょうか、他人の評価に影響されない、本能的に感じる心地良さ、美味しさ、美しさ。。。




牡牛座にとって美しさとは初めから、自分の内側に「在る」ものなのです。




太陽星座は、しばしばその人の「在りたい自分」をあらわします。

そして同時に、死して尚輝き続ける、その人の一番星でもあるのです。






唇を魅力的にするには

やさしいことばを話しなさい

目を愛らしくするには

他人のよいところを見つけなさい

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冒頭に挙げた詩は、

サム・レヴェンソン(アメリカのユーモア作家、テレビ司会者)が孫のために書いた詩を、オードリー・ヘプバーンが書き直しタイトルをつけたもの。

それを彼女は、亡くなる前月のクリスマスに、家族の前で朗読したそうです。


集英社版 世界の伝記NEXT『オードリー・ヘプバーン』より




(牡牛座の、身体対応部位は「喉」しばしば美しい声を授けます。

自分の持っている身体、喉を使っての「朗読」は、とても牡牛座らしいコンテンツです。)




旅立ちが近づくなかでの朗読に、

この詩を選んだオードリーに、牡牛座の太陽の輝きを感じずにはいられません。







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私がホロスコープを読むときのこと。

本当に傷つき、疲れきり、もうダメだと思った時に、

着目すべきひとつのポイントは牡牛座だと思っています。




救いの手がほしくなったら

自分の腕にも手があることを思いだしなさい




そこには、もうなにもないように思える自分にも、

それでもなにかは「在る」ことが示されているからです。



大丈夫。



誰に助けてもらえなくとも、自分自身を助けることが、

(さらには他人をも救うことが)

私達には出来るのです。




なんと豊かなことでしょう。



As you grow older you will discover that you have two hands, one for helping yourself, the other for helping others. / For attractive lips, speak words of kindness. For lovely eyes, seek out the good in people. by Audrey Hepburn