新しい世界。


今住んでいる家には、私に楽しみを運んでくれるものが、ほかにもいろいろあるよ。だけどそれは、今いる空間にうまく溶け込んでいるからであって、別のところへ移るとなれば、必ずしもそのまま持っていくとは限らないんだ。だってせっかく新しい世界に行くなら、そこにもっとよく合うものを見つけたりする方が、私はずっと好きだから。

-パトリス・ジュリアン著 『ゆたかに生きる』より-


・・・・・・

あのですね・・・・・・


占星術(星を読む)にしても、スピリチュアルにしても、自己啓発にしても。

「生まれ変わる」とか、「新たな始まり」とか、言い過ぎですよね。

なんかっていうとね。。。


どんだけ変わるんだよっていうね。

大好きだよな!それ。みたいなね。


でもね、そもそもが、日が昇り、そして沈む世界に生きています。

なんとですね。。。毎日です!


←ありえなくないですか??驚愕。。。


わたしはほんとにびっくりしていました。毎日。

なんだこれ!!!(冗談)・・・と、思って。

なんて効率の悪いこの世界!!!(絶望)・・・と、思って。


信じられないことだけど、


太陽が自らこの世界の下に沈むから一面は闇となり、

そして太陽が昇ってくればこの世界は再び光に溢れるわけです。


そんな、


「生まれ変わり」


が、日常のこの世界。


そんな驚愕(なのに当たり前)な日常を、

さらに驚愕の渦に巻き込むのが、

今回のような月食や日食なわけですね。


月は陰り、太陽は陰るのです。


これはつまり、


予定調和ではない「生まれ変わり」ができる時。


はっと、びっくりするような。


・・・いいんですけどね、なんだって。


「新たな世界」はここにもあって。

そこにもどこにも昨日にも今日にも明日にもあって。


それで、なにか?っていいますと、


「新たな世界」に移るのは、

「気づいたとき」なんだと思います。


わたしはそれを、

そのタイミングで「気づいた」ひとに、

「そうだね」ってことを言うんです。


占星術や、タロットや、いくつかの象徴を捉えながら。


そう。いまだねって。

(だってあなたが、気づいたから。)


別のところへ移るとなれば、必ずしもそのまま持っていくとは限らないんだ。