併記の効能



日本語と英語を併記するのは、

わかるからではなく、

むしろ、

わからないからです。


言葉と言葉の間にある

「すきま」

をつくりたいからです。


その領域にある、もやもやとしたもの。


夜みたはずの夢、みたいな。

覚えてるはずのなにか、みたいな。


練りあめを、ねば〜〜〜と練って広がる空間みたいな、

「すきま」



わたしについて。as for me



射・抜く。to pierce



おんなのこは虹。a girl is a rainbow


・・・じゃあ、なんでそもそも題名をつけるかは、

とっかかりをつくりたいからです。


そのもやもやした領域には、そのままではいけなくて、

(たとえば水晶で透視するのにクラックを利用するように。)

(たとえば冥王星の影響は、そらでは降りてこれないように。)


その領域に届く、梯子をかけたいからです。


それはそのものなのではなく、

そのさきにみえる風景が、それ。