冥王星/#PluteFlyby

冥王星の裏側まで、「みれる」時代になったんですね。


占星術では、惑星の認識と人の深層心理は連動すると考えられていて、

人々の認識の範囲が 土星から天王星。 天王星から海王星。 海王星から冥王星。

・・・と広がるごとに、わかりやすい関連がみてとれます。


たとえば、インド占星術では現代でも、

惑星は土星までしか使いません。


土星が意味するものは「制限」です。


このことと、インドで身分制度が根強いことは、無関係だといえるでしょうか。


冥王星が意味するものは「死と再生」

2006年に準惑星に降格されてしまいましたが、占星術では変わらず惑星として扱います。


発見された1930年は、試験管の中に原子力の存在が確認された年でもあり、

プルトニウム/Plutoniumの由来はプルート/Pluteからきているそうです。


公転周期は248年で、人の一生の範囲(つまりは手に負える範囲)をゆうに超えます。


また、冥王星の「冥」は冥土の「冥」でもありますね。


太陽系の外側に位置するこの惑星は、あの世とこの世の橋渡しで、

そういう「みえないもの」「人の範囲を超えたもの」を象徴します。


それが。


こんなにポップに一般的に。


「みえる」時代になったんですね。